選手(生徒)の熱中症事故防止について(お願い)
日頃から,中体連の活動に御理解と御協力をいただき感謝申し上げます。
さて,今年度も7月21日より県内各地で宮城県中学校総合体育大会を開催いたします。昨年は,「災害級の暑さ」が各地で見られ,宮城県中学校総合体育大会も非常に厳しい環境の中で実施されました。幸い,昨年度は各専門部・各学校の対応によって大きな事故がなく,無事に大会を終了することができましたが,地球環境が変化している中,油断ならない状況が続いています。
つきましては,各学校においても下記について対応をいただき,熱中症事故防止のために適切な処置 を講ずるようお願いいたします。
記
1.前日からの熱中症予防について
①朝食をしっかりとる ②睡眠を十分にとる ③水分を十分にとる
熱中症予防には当日の水分補給だけでは足りません。前日からの水分補給や朝食・睡眠を十分にとるなど,当日までの体調管理についてご指導をお願いいたします。
特に県中総体においては,早朝から長時間での移動などがあるため,朝食を抜く生徒が多く,そういった生徒が体調を崩す傾向があります。ご注意ください。
2.下級生・応援生徒への対応について
体力が十分ではなく,暑さに慣れていない下級生・応援生徒が熱中症になるケースが多く見られます。出場選手と違い,顧問の先生の目が届きづらい面もあります。以下の対応をお願いします。
①特に屋外種目で人数も多い場合,応援する生徒の人数を絞ることもご検討ください。
②計画的に休憩を入れる,顧問がこまめに観察する,帽子を着用させる,保護者の協力をもらう等
3.試合中,試合後の対応について
①こまめに水分補給をさせるなど,各校での対応と生徒へのご指導をお願いいたします。経口補水液,氷等も各校でご準備ください。
②すり傷等,軽微なけがに関しては,各校でご対応ください。救護担当者が体調不良や重傷への対応に集中できるよう,御協力いただきたいと思います。
③体調が優れない生徒がいる場合,最優先でご対応ください。その場合は必ず本部や救護へ連絡していただき,連携を密にしながら救護での対応を行います。
④それでも回復しない場合は原則,大会本部で判断し,救急車を要請します。その場合には保護者や学校への連絡と搬送先の病院への付き添い(教諭又は保護者)をしていただき,顧問の先生から最終的な経過結果を大会本部へご連絡ください。
生徒にとって思い出に残る素晴らしい大会になりますようご理解とご協力をよろしくお願いします。
▼詳細は以下のPDFデータをご確認ください
選手(生徒)の熱中症事故防止について(お願い)(PDF)
宮城県中学校体育連盟 熱中症対応について (PDF)
各専門部の熱中症対策 (PDF)